中国輸入は初心者でも副業で本当に簡単に稼げるのか?その実態と成功ノウハウを暴露!
少子高齢化の進む日本においては、将来の年金もどうなるか不安に思う人も多く、近年では副業への関心が強まっています。
その中でも物販は誰でも知識や経験なしに手軽に始められるお仕事として、ネットの世界でも様々な情報が溢れています。
「中国輸入で誰でも簡単に稼げる!」
このようなタイトルもよく見かけますが、
「本当のところはどうなんだろう?」と思っている方も多いでしょう。
今回の記事では、そういった初心者の方のために、「副業としての中国輸入」について、詳しく解説していきます。
目次
中国輸入はなぜ儲かる?
結論から先に申し上げて、中国輸入は初心者の方でもわりと短期間で稼げるようなることが可能です。その理由はいくつかありますが、その中から大きなポイントを説明します。
とにかく仕入価格が安い
中国輸入ビジネスの儲かる理由として、仕入価格が非常に安い点が挙げられます。
中国は人件費が安く、効率の良い製造プロセスを持っているため、同じ品質の商品でも日本国内で生産する場合に比べてコストが大幅に下がります。
そのため、販売価格を適正に設定することで、輸入という手間をかけても利益を上げることが可能なのです。
圧倒的な種類と数の商品がある
中国には多種多様な商品が存在しており、日本国内では手に入りにくい商品も輸入することができます。
メインの仕入先はアリババ・グループなどの中国ECサイトになりますが、その中国EC市場の規模は世界No.1です。
2019年度では120兆円を超え今も成長を続け、2位のアメリカの約50兆円をはるかに超える規模なので、出品する商品に困ることはありません。
品質の良いノーブランド商品が人気
輸入品には日本でのブランド力が反映されていないため、同じ機能・品質であれば、国内の商品に比べて価格差が大きくなり、顧客にとっては魅力的な価格帯で提供することが可能です。
例えば、私たちが日常生活でよく利用する100円均一ショップの商品は、その殆どが中国輸入品です。最近、デザインや品質も上がってきているので、人気は衰えません。
オンライン販売が手軽で低コスト
インターネット上における販売チャネルが拡大したことにより、自宅で手軽に中国製品の販売が可能になりました。
自宅にいながらオンラインショップを開設し、ネット広告やSNSを活用して販売を行うことができます。そのため、店舗の開業資金や人件費、家賃などを抑えてビジネスを行うことができるため、コスト面でも優位性を持っています。
注意も必要
ただし、近年、中国輸入の人気から参入者が増えているため競争率が高くなり、不十分な知識と準備不足で失敗する人も多いのが実情です。
そのため、事前の準備を怠らず、正しいノウハウに基づいた念入りなリサーチによって、販売するカテゴリーや商品を決めることが重要です。
中国輸入初心者が副業で儲ける方法とは
ここでは、中国輸入において最も重要な商品リサーチと仕入について詳しく解説しますので、本気で取り組みたいと考えている方は参考にして下さい。
中国の仕入先と日本での販売プラットフォーム
中国輸入を始めるにあたり、最初の目標としては月収5万円を狙うといいでしょう。
仕入先は中国アリババ・グループのECサイトのアリエクスプレス(AliExpress)や、タオバオ、1688.comなどで、日本で販売するプラットフォームもⅭ2Ⅽ型ECサイトのメルカリやヤフオクを利用します。
中国の各仕入先の特徴は下記の通りです。
アリエクスプレス(AliExpress)
中国国外向けのB2C型越境ECサイトで、下記のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・サイトが日本語対応されている
・1個単位で取引が可能
・日本の指定住所へ直送してくれる
・送料無料のショップもある
デメリット
・他の中国ECサイトに比べて価格が高目
タオバオ(Taobao)
中国国内向けのC2C型ECサイトで、下記のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・商品の種類と数が圧倒的に多い
・1個単位で取引が可能
・価格が安い
デメリット
・中国国内向けなので、中国の銀行口座が必要
・基本的に中国語での取引となる
1688.com
中国国内向けのB2B型ECサイトで、下記のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・B2B型なので商品の品質が良い
・商品の種類と数が非常に多い
・価格が安い
デメリット
・最低購入数量の条件があり、購入数で価格が変動する
・中国国内向けなので、中国の銀行口座が必要
・基本的に中国語での取引となる
メルカリで売れる中国輸入品のリサーチ方法
中国輸入の初心者は、売れている出品者の真似をするのが常套手段です。
ここでは、中国輸入販売によく利用されているメルカリで、どのような商品が売れていて、どこからいくらで仕入れられるのかをリサーチ方法をお伝えします。
レディース・アパレルはメルカリで人気ジャンルですので、例として取り上げて解説したいと思います。
カテゴリーでの絞り込み
今は3月なのでこれからのシーズンを考えると、半袖/袖なしのシャツやブラウスをターゲットにするのがいいということで話を進めます。
メルカリでレディース・アパレルの何が売れているかを知るには、下図のように左側の絞り込み機能を使って、
レディース → トップス→シャツ/ブラウス(半袖/袖なし)
と細かく限定していきます。
ルカリの画面では下の方になるので映ってませんが、さらに左サイドの項目で下記のように条件を絞り込んでいきます。
・価格:3,000円以上
・商品の状態:新品・未使用
・販売状況 :売り切れ
価格を3000円以上としたのは、最低このくらいの価格以上でないと、価格競争による値下げや為替の影響で利益が取れなくなることがあるからです。
この状態で一番上の検索窓に「中国」「輸入品」や「インポート」といったキーワードを入れると、中国仕入の指定したレディース商品で販売済のものがリストされます。
そして、下図の赤丸で囲んで右上のところで「新しい順」を選ぶと、最近売れた順で商品がリストされます。
便利なリサーチツール「AliPrice」の利用
メルカリで中国輸入品で売れている商品をリストできたところで、それらがどこから仕入られたかの見当を付けるリサーチします。
その時に役立つのが「AliPrice」というGoogle Chromeの拡張機能です。Chromeを使っていない人は、この機会にChromeをインストールするといいでしょう。Chromeの準備ができたら、下記のURLよりchromeウェブストア内の「AliPrice」へ移動します。
すると、下図の画面へ移動しますので、右上の赤丸で囲んだ「Chromeに追加」を押下します。
下記のような画像が出ますので、赤丸で囲んだ「拡張機能を追加」を押下します。
これで「AliPrice」の準備完了です。
AliPriceで仕入先を特定する方法
メルカリで見つけた中国製商品の仕入れ先や仕入価格を探す例として、先ほど検索した商品から、下図の赤丸で囲んだトップスをAliPriceで検索してみます。
商品サイトに入り画像にカーソルを合わせ、右クリックすると下図のようにプルダウンメニューが出ますので、赤丸で囲んだ「Alibabaで画像で検索」を押下します。
するとアリババ・グループの各ECサイトの商品検索画面へ移動します。
下図左端の白枠で囲んだ部分で、Alibaba、AliExpress、1688.com、TaobaoといったECサイトを指定できますので、それぞれの検索結果を見て価格比較することが可能です。
※ 1688.comやTaobaoでの検索は、各サイトにログインする必要がありますが、Liteバージョンではログインなしで検索可能です。
下図はAliExpressでの検索結果ですが、赤丸で囲んだ画像がメルカリの商品と一致していますので、ここから仕入が可能なことがわかります。
そして、この画像をクリックすると実際に販売しているショップへ移動します。
移動先のショップが下図になりますが、ご覧の通りAliExpressは日本語対応してますので、わかりやすいです。
商品には黒とピンクのカラーバリエーションがあり、サイズもSからXXXXLまで対応されていて、一枚あたりの価格が円換算価格で1,084円であることがわかります。
右側の赤丸部分が配送情報で、送料が655円で到着日の目安が4月29日となっているので、約1ヵ月ほどかかることも読み取れます。
次に1688.comを見て見ましょう。
下図が1688.comで同じトップスをリサーチした結果ですが、ご覧の通り取扱いショップが3店あり、最低価格はAliExpressの約3分の1になります。
そこで、上図で赤丸で囲んだ最安値の画像をクリックして、ショップサイトへ移動してみましょう。
下図がそのショップサイトですが、注意すべきポイントは赤丸で囲んだ部分で、購入数量によって価格が違うことがわかります。
1,000枚以上であれば、349.53円ですが、2枚~99枚では423.32円です。
1688.comは中国国内向けのECサイトなので、中国輸入代行業者利用のコストを加算する必要がありますが、それでも十分利益が出るレベルの安さです。
中国輸入が儲かる秘密は、まさにこの価格の安さにあります。
このようにメルカリで売れている商品から、中国のECサイトでの仕入先を特定し、同じ商品を扱うことからスタートするのが初心者にとって確実な方法です。
このリサーチを繰り返して、初期投資金額の範囲内で取扱い候補の商品をいくつか決めて仕入を行いメルカリで販売します。
これを繰り返しながら商量を大きくしていき、30~50万円以上の収益がコンスタントに出せるようになった時点で、簡易OEM販売という次のステップへ進むことも可能です。
そして、本格的にOEM販売に取り組んで、月収100万円以上を目指して独立する道もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は中国輸入で初心者が成功するリサーチ方法を中心にお伝えしました。
記事の中で見ました通り、1688.comの価格が圧倒的に安いことが多いので、少量仕入が可能なショップであれば、弊社「The直行便」の輸入代行サービスの利用を、是非ご検討下さい。
今回の記事では触れていませんが、中国ECサイトにおける他のリサーチ方法や、中国ECサイト内で良質な店舗を見分ける方法について、下記記事で解説していますので、ご参照ください。