中国輸入代行業者を選ぶポイントとおすすめ業者12選【2025年版】
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「これから中国輸入ビジネスをはじめたいけど、どの輸入代行業者がいいのかわからない」
「個人や初心者でも対応してもらえる輸入代行業者を知りたい」
中国輸入ビジネスを成功に導くのも、失敗に導くのも輸入代行業者のサービス次第です。当たり前ですが、誰も自分の手がけるビジネスで失敗したくありませんよね。特に物販ビジネスは商品を仕入れるための初期コストも小さくありません。
この記事では、中国輸入代行業者として長年の経験を積んできた弊社が考える「ベストパートナーに選ばれる輸入代行業者の選び方」を解説していきます。
記事の最後では弊社以外の代行業者も紹介していますので、他社を参考にしつつ、自分に合ったところを探してみてください。
目次
中国輸入代行業者の基本と役割
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中国輸入ビジネスにおいて、代行業者は欠かせない存在です。
特に、中国語の壁や現地の商習慣に不慣れな人にとって、代行業者の存在は大きなメリットとなります。
ここでは、中国輸入代行業者の基本的な役割や提供するサービスについて詳しく解説し、ビジネスの成功にどのように貢献するのかを紹介します。
中国輸入代行業者のサービス内容
中国輸入代行業者は、仕入れから発送までの一連のプロセスをサポートする業者で、初心者でも安心して中国輸入ビジネスを始められるようにする役割を担っています。
主なサービス内容は以下のとおりです。
商品リサーチ・仕入れ代行
輸入代行業者は、中国のECサイトや卸売業者から、依頼者が希望する商品を仕入れるサポートを行います。
検品・品質チェック
中国の工場やセラーから届いた商品が、注文通りか、破損や不良品がないかを確認するサービスです。
梱包・発送代行
検品後、商品を適切に梱包し、日本の指定住所やAmazonのFBA倉庫へ直接発送してくれます。
価格交渉・OEM対応
大口注文の場合、セラーとの価格交渉を代行してくれる業者もあります。
また、オリジナルブランドの立ち上げを考えている場合、OEMやODMにも対応してくれる業者を選ぶと、ブランド展開がスムーズになります。
通関手続きの代行
中国輸入代行業者の多くは、通関手続きを代行し、スムーズに日本へ輸入できるようサポートします。
このように、中国輸入代行業者を利用すれば、仕入れに関する手間を大幅に省きながら、安全かつスムーズに輸入ビジネスを展開できます。
中国輸入代行業者を利用するメリット
中国輸入ビジネスで成功するには、仕入れから発送までのプロセスを効率的に運ぶことが重要です。
しかし、中国のECサイトや工場との直接取引は、言語の壁や手続きの複雑さからハードルが高いのが現実です。
そのため、中国輸入代行業者を利用することで、以下のようなメリットが得られます。
言語の壁や商習慣の違いの解消
中国の仕入れサイト(Alibaba、1688、Taobaoなど)は基本的に中国語で運営されており、取引も中国語で行われるうえに商習慣の違いもあります。
代行業者を利用すれば、中国語ができなくてもスムーズにやり取りが可能になり、仕入れのハードルが大幅に下がります。
価格交渉が可能
中国の工場やセラーと直接交渉することで、大量仕入れ時の価格交渉が可能になります。
交渉には経験と現地の商習慣の理解が必要ですが、輸入代行業者を通じて行えば、より有利な条件で仕入れができる可能性が高くなります。
検品・品質管理を任せられる
中国の工場から直接仕入れる場合、不良品や規格違いの商品が届くリスクがあります。
輸入代行業者を利用すれば、出荷前に検品を行い、不良品を事前に排除できるため、返品やクレームのリスクを軽減できます。
通関手続きの代行
輸入時には、関税や消費税の計算、必要書類の作成などの通関手続きが必要ですが、代行業者を利用すれば、通関のトラブルを防ぎ、スムーズな輸入を実現できます。
輸送・FBA納品対応
輸入代行業者は、日本国内の指定住所やAmazonのFBA倉庫への配送手続きを行ってくれるため、煩雑な物流手続きを簡略化できます。
特に、FBA納品対応がある業者を選ぶと、Amazon販売がスムーズになります。
中国輸入ビジネスにおける重要性
中国輸入ビジネスでは、単に商品を仕入れるだけでなく、安定した供給体制の確立や品質管理、コストの最適化が求められます。
特に事業規模が拡大するにつれ、効率的なオペレーションが必要不可欠になり、輸入代行業者の存在がビジネスの成長を支える重要な要素となります。
安定した供給網の構築に不可欠
ビジネスが軌道に乗ると、継続的に商品を供給しなければなりません。
しかし、中国の仕入れ先は突然取引を停止したり、価格を変動させることもあります。
輸入代行業者は、複数の仕入れルートを持っているため、安定した供給網から代替ルートの利用も可能です。
時間と手間の削減でビジネス拡大をサポート
中国輸入には、商品選定、注文、検品、通関、配送など多くのプロセスが必要ですが、これらを全て自分で行うと膨大な時間がかかります。
輸入代行業者を活用することで、商品の選定やマーケティングなど、本来注力すべき業務に集中することで事業の成長を加速できます。
初心者のリスク軽減とスムーズなスタート
中国輸入は、海外との取引経験が少ない初心者にとってトラブルが発生しやすい分野です。
輸入代行業者を利用することで、言語の問題、支払い方法、関税計算、返品対応といった初心者がつまずきやすいポイントをサポートしてもらえます。
結果として、リスクを抑えながらスムーズにビジネスを開始できます。
長期的なスケールアップが可能
個人事業からスタートし、事業が成長するにつれて、大量仕入れやOEM商品の開発が必要になります。
輸入代行業者は、こうしたビジネスの成長に合わせたサポートを提供し、大ロット対応や独自ブランド展開の支援も可能です。
長期的に見ても、ビジネスのスケールアップを支えるパートナーとしての重要性が高いと言えます。
中国輸入代行者選びの7つの重要ポイント
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中国輸入ビジネスを成功させるには、信頼できる輸入代行業者の選定が不可欠です。
しかし、輸入代行業者ごとに提供するサービスや対応範囲、料金体系が異なるため、適切な業者を選ばなければ、余計なコストやトラブルが発生する可能性もあります。
そこで本章では、中国輸入代行業者を選ぶ際に特に注意すべき7つの重要ポイントを解説し、事業をスムーズに進めるための最適な選び方を紹介します。
ポイント①:中国国内の提携拠点(自社子会社)の豊富さ
中国輸入代行業者を選ぶ際、中国国内にどれだけの提携拠点や自社子会社を持っているかは非常に重要なポイントです。
提携拠点が豊富な業者ほど、仕入れや発送のスピードが向上し、コスト削減にもつながります。
たとえば、広州、深セン、義烏、上海など主要な貿易都市に拠点を持つ業者は、多くの仕入れ先と直接取引が可能です。
また、現地での検品や一時保管ができる倉庫を持っている業者なら、品質管理も強化され、商品トラブルを未然に防げます。
さらに、地域ごとに物流網が整っているため、発送コストの最適化や配送時間の短縮も可能になります。
特に大量仕入れを検討している場合は、中国国内の拠点数が多い業者を選ぶことで、安定した供給とスムーズな物流を実現できます。
ポイント②:配送日数を短縮できる輸送サービスが豊富かどうか
中国輸入ビジネスでは、商品がどれだけ早く届くかが売上や顧客満足度に直結します。
そのため、輸入代行業者が提供する輸送サービスの種類やスピードは、業者選びの重要なポイントになります。
多くの代行業者は、国際宅配便(DHL、FedEx、UPS)や航空便、海運、国際小包(EMSなど)といった複数の輸送オプションを提供しています。
特に、航空便を活用すると短期間で日本に届き、迅速な販売が可能になります。
一方で、コストを抑えたい場合は、海運や混載便を利用することで、送料を削減しつつ安定した供給ができるでしょう。
また、輸入代行業者によっては、日本国内のFBA倉庫や指定住所へ直接納品できるサービスもあり、無駄な手間を省けます。
ビジネスのスピードを重視するなら、配送日数を短縮できる輸送サービスが豊富な業者を選ぶことが重要です。
ポイント③:代行手数料・月額費用・オプション費を含めた料金体系
中国輸入代行業者を選ぶうえで重要な判断材料になる料金体系ですが、輸入代行業者に支払う費用は代行手数料だけではありません。
例えば、
- 代行手数料
- ひと月の固定費用
- 写真撮影代や検品代のオプション費用
- 国際配送料
など、それぞれの代行業者によって違います。
ただ、料金が安ければいいわけではありません。
毎月の固定費を見て、その価格設定に見合うサービス内容になっているかどうかを判断できる目が大切です。
しかし、数ある代行業者を比較するのも時間がかかるため、仕入れる商品の数量を目安にしましょう。
中国輸入ビジネスをはじめたころは仕入れる数量も頻度も少ないはずです。
最初から月額料金で払ってしまうと、代行手数料の方が高くなって採算が合わなくなってしまいます。
そのため、仕入れる数量が少ないうちは月額料金ではなく、仕入れるたびに代行手数料を支払うプランを選びましょう。
各代行業者も目安にしている仕入れ額が月50万円を超えてきたら、月額固定プランに切り替えるといいでしょう。
ポイント④:セラーとの交渉・コミュニケーションが円滑かどうか
中国輸入代行業者とは長期的な付き合いが前提になります。窓口となる業者との連絡はもちろん、意図や要望を中国の出店者にしっかりと伝えなければいけません。
交渉業務において代行業者を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
● 日本語特有のニュアンスや意図をくみ取ってくれるか
● 受け答えのレスポンスが速いかどうか
● 連絡可能な時間に制限がないかどうか
● チャット・電話・メールなど複数の連絡先を記載しているかどうか
● 緊急時用の連絡先を記載しているかどうか
少なくてもここで挙げた条件は確認しておきましょう。品質トラブルが起きたときに仕入れ先とスムーズに連絡できなければ、顧客からの信用を失います。
そのため、代行業者の担当者と円滑に連絡が取れるような業者を選びましょう。
ポイント⑤:サービスの質と豊富なオプション
サービスの質も料金と一緒で代行業者を選ぶ際の大事なポイントです。ただ、「質」と言っても判断基準が抽象的であれば、誰も判断できません。日本人が考える「質」と中国人が考える「質」にも隔たりがあります。
そのため、代行業者を選ぶときは、サービスの質に対して日本人と同じような感覚を持っている必要があります。
特に商品の品質については中国人なら気にしなくても日本人なら不良品にすることが多々あります。
また、商品によっては梱包状態の不備によって損傷を受けることがあります。
中国国内であれば簡易梱包で問題ありませんが、国際輸送となると使用する梱包材にも気を付けなければいけません。
しっかりと国際輸送に耐えられる梱包仕様になっているかどうかも、いい代行業者を選ぶ重要な判断材料の一つです。
代行業者の中には、検品作業や商品ケースの入れ替えなどを有料オプションとして提供しているところもあります。どこまでの作業が標準対応で、どの作業がオプション対応なのか、事前にしっかりと確認しましょう。
ポイント⑥:FBA倉庫への直接納品サービスに対応しているかどうか
これはAmazon販売を行っている人だけの、確認ポイントとなります。
FBAとはAmazonマーケットプレイスの出品者向けに提供しているサービスの一つで、商品の入庫から出荷までを出品者に代わってAmazonが代行するサービスです。中国から仕入れる商品を輸入代行業者に全数検査してもらえれば、わざわざ自分でFBA用のラベルを貼ってAmazonの指定倉庫に発送する必要がありません。
仕入れた商品を輸入代行業者に依頼してFBA倉庫に直接発送してもらえれば、配送コストと手間を省けるメリットが生まれます。そのため、代行業者を選ぶ際はAmazonのFBA倉庫への直送サービスに対応しているかどうかも確認しておきましょう。
ポイント⑦:個人や初心者でも利用できるかどうか
代行業者の中には中国輸入ビジネスの中・上級者を対象にしているところもあります。
個人や小規模事業者だとどうしても輸入量が大きくありません。
中国輸入ビジネスの初心者や個人事業主がこのような業者を選んでしまうと、代行手数料が高くついたり、顧客優先度を下げられてレスポンスが遅かったりする業者も見られます。
そのため、初心者でも取り掛かりやすい小ロット生産に対応しているなど、初心者や個人事業主を対象にしたサービスを提供している業者を選びましょう。
中国輸入代行業者との長期的な関係を築く方法
中国輸入ビジネスを安定して成長させるためには、信頼できる代行業者との長期的な関係構築が重要です。
ここでは、長期的なパートナーシップを構築するための具体的な方法を解説します。
信頼関係を構築するためのコツ
中国輸入代行業者とスムーズな取引を続けることで、より良い条件やサポートを受けやすくなります。
ここでは、信頼関係を築くための具体的なコツを紹介します。
定期的なコミュニケーションを取る
代行業者とのやり取りは、必要最低限ではなく、定期的に連絡を取ることが重要です。
仕入れの相談や市場の動向について意見を交換することで、より良い提案を受けられることがあります。
特に、チャットツール(WeChatやSkype)を活用し、迅速なやり取りを心掛けましょう。
適切なフィードバックを提供する
取引ごとに、サービスの満足度や改善点を伝えることで、業者も対応を改善しやすくなります。
ただし、クレームを感情的に伝えるのではなく、具体的な要望や改善策を提案することが大切です。
支払いを遅延しない
代行業者にとって、支払いの遅れは大きなリスクになります。
期日通りに支払いを行うことで、信頼度が向上し、特別な条件(値引き交渉や優先対応)を受けやすくなります。
継続的な取引を意識する
単発の取引ではなく、長期的なパートナーシップを前提とした取引を意識すると、業者側も優遇しやすくなります。
仕入れ量の増加や定期的な発注を行うことで、優先的な対応を受けられる可能性が高くなります。
継続的なサポートを得る方法
中国輸入ビジネスでは、単発の取引ではなく、長期的に良好な関係を維持することで、特別なサービスや迅速な対応を得られる可能性が高まります。
ここでは、継続的なサポートを受けるための具体的な方法を紹介します。
代行業者の強みを理解し、適切な依頼をする
代行業者ごとにFBA納品が得意な業者、OEM対応が充実している業者など、得意な分野やサービスが異なります。
そのため、自社のビジネスに最適な業者を選び、その強みを活かした依頼を続けることで、よりスムーズな対応を受けられるようになります。
無理な要求や急な変更を避ける
信頼関係を長期的に維持するには、業者側の負担を考慮した取引が大切です。
頻繁な仕様変更や納期の急な短縮要求は、業者にとって負担となり、関係悪化の原因になりかねません。
業者と適切なスケジュールを共有し、計画的な取引を心掛けましょう。
相手に利益をもたらす関係を築く
当然のことですが、輸入代行業者にとって、利益の大きいクライアントは優先度が高くなります。
そのため、大口発注をする、定期的に注文するなど、相手にもメリットがある形で取引を進めると、特別なサポートを受けやすくなります。
また、他のバイヤーに業者を紹介することで、関係が強化されることもあります。
パートナーシップの重要性
中国輸入ビジネスを長期的に成功させるには、輸入代行業者と単なる取引相手としてではなく、ビジネスを支える重要なパートナーと考えましょう。
そうすることで、よりスムーズな仕入れやコスト削減が可能になります。
パートナーシップを強化すると、急なトラブルや特別な要望に対応してもらいやすくなります。
例えば、新しいトレンドや日本市場の情報を共有することで、業者側もより適切な提案をしてくれるようになります。
仕入れ先の変更や急ぎの発注など、通常なら対応が難しいケースでも、信頼関係があれば柔軟なサポートを受けられる可能性が高くなります。
そして、長期的な取引を続けることで、代行業者も安定した取引先として認識し、優遇価格の提供や手数料の交渉が可能になることがあります。
また、輸入代行業者は、現地市場や最新の物流情報に精通しているため、パートナーシップを強化することで、有益な情報を得られ、より良い仕入れ戦略を立てることも可能です。
中国輸入ビジネス初心者におすすめの輸入代行業者12選
ここからは中国輸入初心者でも安心して利用できるおすすめの輸入代行業者を12社紹介します。
それぞれの代行業者が強みとするポイントや提供しているサービス内容を見極めて、自分の目的に合った業者を選んでいきましょう。
THE CKB (直行便)
弊社、THE CKB(直行便)では、初心者でも中国輸入ビジネスをはじめやすい4つの料金システムを採用しています。
主なサービス内容は下記の通りで、他社にはない特徴が数多くあります。
- 1688の公式パートナーとして9つの特権の提供
- 業界唯一・中国4大市場直買付サービス
- 中国・韓国人気ブランドの代理権・独占販売権の提供
- OEM・ODMでオリジナル商品の企画
- 日本水準の品質にもとづいた検品システム
- 自社物流システムによる最速発送
これらの業務を提供しており、オリジナル商品を販売したい人向けに小ロットからのOEM生産にも対応しています。
THECKB(直行便)公式サイト(当サイト):https://www.theckb.com/
神戸バンブー代行
神戸バンブー代行は、運賃・検品代・代行手数料だけからなるシンプルな料金体系を採用していますので、これから中国輸入ビジネスをはじめる初心者や、副業をはじめたい人向けの代行業者です。
その他にも以下のサービスを提供しています。
- 不良率0.2%の高精度検品(再検品代無し)
- 2日でスピード発送、最短で5日でお届けサービス
- APIシステムでBASEショップと連携できる
- 北海道・沖縄でも追加料金なし
- ネットショップ開設サポート
- 買いなおし手数料や再検品代など、豊富な無料サービス
これらの業務以外に、無料のオプションサービスを豊富に取り揃えています。
また、API連携によるBASEショップとの紐づけにより、BASEからの受注を自動的にシステムに取り込めるため、無在庫販売に挑戦したい人にも向いています。
神戸バンブー公式サイト:https://mctcompany.net/
ラクマート
ラクマートは公式サイトを見ればわかりますが、Webシステムからそのまま商品を検索して発注できる仕様になっています。したがって、中国語がわからなくても簡単に発注依頼ができるようになっています。
また、料金体系も取引の累計額によって段階的に変わるシステムを取り入れており、小規模の個人事業主から大規模の法人まで対応できるようになっています。
その他にも以下のサービスを提供しています。
- 取引の累計額によって12段階(3~5%)からなる料金体系
- 28,000円からの月額固定の定額プランあり
- ウェブブラウザのChrome拡張機能を使えば、タオバオやアリババのページから直接ラクマートのページで検索できる
- 独自のWebシステム
- OEM・ODM専用サイト
- 独自のポイント制
- 商品ページの翻訳サービス
OPP袋の入れ替えや、FBAラベルの貼り付けなど、他の業者では無料で対応しているところ、ラクマートでは有料で提供しており、必要なサービスを必要なだけ選べるようになっています。
ラクマート公式サイト:https://www.rakumart.com/
イーウーマート
イーウーマートも月額制を採用していますが、料金が21,670円からと比較的リーズナブルな価格になっています。
その他にも以下のサービスを提供しています。
- 月21,670円(税込み)の定額制仕入れ代行業務
- FBA直送サービス
- ロゴ入りなどの簡易OEM対応
- 日本品質の検品サービス
- 最短5日のスピード配送
- オリジナルweb受注システムで会員の手間を大幅に削減
オリジナルの受注システムとFBA代行サービスを使えば、手間を削減でき、半自動化による商品の輸入が大きな特徴になっています。
イーウーマート公式サイト:https://world-mart.jp/ym/
イーウーパスポート
イーウーパスポートはその名の通り、中国の巨大仕入れ名所「義烏」に拠点を置いている輸入代行業者です。
義烏以外にも「広州」「香港」に拠点があり、中国全土からの仕入れに対応しています。
主なサービスは以下の通りです。
- 月29,800円の完全定額制仕入れ代行業務
- FBA倉庫への直接納品
- 簡易OEMから本格的なODMをサポート
- プロによる写真撮影(オプション)
主な特徴として代行手数料を無料にした完全定額制を採用しているため、小ロットの買い付けだと逆に損をする可能性があります。
そのため、中国輸入ビジネスの中・上級者向けサービスと言えます。
イーウーパスポートでは、定額制で商品の買い付けをする代行業務(ゴールド会員)だけではなく、中国輸入ビジネスをはじめたい人に「中国事務所管理サービス(オフィス会員)」を毎月10万円から提供しています。
イーウーパスポート公式サイト:https://yiwupassport.com/
ヲヲフェニックス
ヲヲフェニックスは「代行手数料」と「検品費用」の2種類のみとなっており、シンプルな料金体系を採用しています。
- 代行手数料は商品代金の7%
- 検品手数料が商品代金の7%で定率設定
- 簡易的な商品画像の撮影
- スタッフが全員日本人
- イーウー市場アテンドサービス
などのサービスを提供しており、OPP袋の交換など、他の輸入代行業者が有料オプションとして提供している業務を「定率の検品費用」として設定しています。
検品費用の中にサービスとして、以下のオプションが含まれます。
- OPP袋代
- OPP詰め替え代
- 発送用段ボール代
- プチプチ包装代
- 緩衝材代
- 荷造り梱包代
- セット組み梱包代
- 既存タグ外し代
中国から出荷される前に全数検査をすれば、不良品を取引先に届けるリスクを極力減らせます。
顧客への直送依頼が多かったり、FBA倉庫へ直接納品したりする場合に、ありがたいサービスと言えます。
ヲヲフェニックス公式サイト:https://wowophoenix.com/
タオバオ新幹線
タオバオ新幹線は月額500円で利用できるBASEショップとの連携システムを売りにしており、BASEショップ上で売れた商品を、そのまま中国から仕入れてエンドユーザーに届けられます。
また、公式サイトではタオバオとアリババに掲載されている商品を検索でき、日本のECサイトのような使い方ができます。
料金体系はライトプランで月額19,800円、提供するサービスに応じて50,000円までのプランが用意されています。その他の特徴として、以下のサービスを提供しています。
- 月額19,800円から利用できる料金体系
- 商品代11,000円未満なら定額500円(税抜き)の手数料
- 11,000円以上なら商品代金の5%(税抜き)の代行手数料
- BASEショップとの連携システム(月額500円)
- プレミアムライトプラン以上でOEM対応や受注生産
などのサービスを提供しています。
簡易検品は無料となっていますが、写真撮影や輸出用梱包材への詰め替え作業など、有料で提供しています。プレミアムプラン以上であれば、OPP袋の詰め替え、タグの取り外し、紙タグの取り付け、電池の取り外しが無料になります。
タオバオ新幹線公式サイト:https://taobaoshinkansen.com/
誠(Makoto)
「誠」はアパレル製品やアクセサリー製品のOEM・ODM生産対応に強い代行業者で、小ロット生産にも対応しています。また、アパレル製品だけに限らず、日用雑貨やスポーツ用品のOEM実績もあります。「誠」は目的に応じて6つのプランから選ぶことができ、プランに応じて料金が変わるシステムです。
● 月額固定費はなく、プランによって5~10%の代行手数料システム
● OEM・ODM生産対応
● 無在庫販売向け直送サービス「無在庫ヤマト」「無在庫OCS」プラン
● FBA直納サービス
● 国際転送サービス
● システム開発の受託
● コンサルティング業務の提供
● ECサイトの企画・製作
他の代行業者と同じように、「簡易検品」と「同梱手数料」が無料になっていますが、「詳細基礎検品」や「OPP袋の交換」「商品撮影」などは有料オプションになっています。また、請負可能な業務として「システム開発」や「ECサイトの企画・製作」などもあり、他の輸入代行業者には見られないサービスを特徴としています。
中国から商品を仕入れて日本以外の国に発送したいときに利用したい「国際転送サービス」も手がけています。日本以外では、台湾・韓国・アメリカ・カナダ・フィリピンの5か国への発送に対応しています。
誠の公式サイト:https://makoto1688.com/
淘太郎
淘太郎はイーウー市場公式サイト「義烏購(Yiwubuy)」の日本版サイトも運営している日本地区で唯一の公式代理店のため、小規模よりも大規模ロット商品の取扱い時に検討したい輸入代行業者です。
そのため、納品方法についてもFBA直送、船便コンテナなど、各種配送方法に対応しています。
淘太郎のサービスの特徴は以下の通りです。
- 月額30,000円、または商品代金5%の料金体系
- OEM・ODM対応
- 国際転送サービス
- 無在庫販売による顧客直送サービス
- 現地買い付けアテンドサービス
- 提携している第三者検品会社による高品質な検査体制他の代行業者と同じように、簡易検品と再梱包費は無料になっています。
写真撮影やOPP袋の交換、FBAラベルの貼り付け、タグ外し(タグ付け)などはすべて有料オプションとして提供されています。
国際転送サービスではアメリカ向けの発送業務を提供しています。
淘太郎の公式サイト:https://www.yiwutaro.com/
桜トレード
輸入代行業者の桜トレードは、今回の記事で唯一タイ(バンコク)からの輸入に対応しています。
商品の幅は中国の方が圧倒的に多いのですが、ジャンルによってはタイから仕入れる方が安くなる商品もあります。
- 中国のみならずタイでの買い付けも可能
- 料金体系はプレミアム会員で月額25,800円~
- FBA直送サービス(日本、アメリカ向け)
- 無在庫発送対応
- サクラカレッジによるオンライン講座で中国輸入をサポート
- 中国(深セン・広州)・タイ(バンコク)のアテンドサービス
- OEM・ODM対応
- 日本・アメリカの商標登録サポート
- コンサルティング・その他サポート業務
- 海外転送サービス
また、FBA直送サービスも日本だけでなく、アメリカ本家のAmazonに対応しています。
Amazonの商品ページ作成代行業務や、販売サポートと組み合わせれば中国輸入初心者でもサポートを受けながらはじめられます。
Amazonマーケットプレイスに出品する際に差別化要因となる「商標登録」もサポートしているので、その他のコンサルティングサービスと組み合わせれば、初心者でも業務を丸投げできます。
ただ、他の代行業者と同じように簡易梱包は無料ですが、詳細検品をはじめ写真撮影やタグ外し(タグ付け)のオプションサービスはすべて有料扱いです。
そのため、トータルコストが見えにくい特徴があります。
桜トレードの公式サイト:https://sakuratrade.jp/
BANRI
BANRIの料金体系は商品代金の7%、もしくは月額固定の2種類から選べます。月額固定も10,450円(税込み)と他の輸入代行業者に比べても良心的です。
● 無料会員の代行手数料は商品代金の7%
● 月額プランはライト会員の10,450円(税込み)~プレミアム会員の42,790円
● FBA直送サービス
● 無在庫販売サービス
● リサーチ代行サービス
● OEM・ODM対応
● 自社物流(BANRI通運)サービス
● 転送代行サービス
BANRIで提供している「リサーチ代行サービス」は中国の仕入れ先だけではなく、日本のAmazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10などのECサイトも対象です。自社物流システムによる低価格の配送料金が特徴になっています。
BANRIの公式サイト:https://banri.biz/
HAM
HAMは代行業者の中でも比較的小規模な業者なので、月額プランは用意されておらず、商品代金の5~8%の料金体系になっています。
● 代行手数料は月額プランがなく、商品代金の5~8%(ただし、初回無料)
● FBA直送サービス
● アパレル加工作業代行サービス
● OEM・ODM対応
● 現地アテンドサービス
● 写真撮影・翻訳・商品リサーチの販売支援サービス
商品リサーチサービスも先述のBANRIと違い、中国現地のECサイトでのリサーチ業務となります。また、見積もり依頼やFBA直送サービスの依頼は既定のフォーマットをダウンロードして使用するため、オンラインツールを使い慣れていない人向きのサービスと言えます。
HAMの公式サイト:https://taobao-ham.com/
まとめ:中国代行業者とは長期的に付き合える関係を築けるように目的に合った業者を選びましょう!
今回は、中国輸入ビジネスをはじめたい物販ビジネス初心者向けに、輸入代行業者を使うメリットと、目的に応じた輸入代行業者の選び方を解説しました。今回の記事で紹介した輸入代行業者12社はどこも個人で使えますが、月額プランしか用意されておらず、仕入れる商品金額によっては逆に損をしてしまうところもあります。
中国輸入ビジネスをはじめたくても、どこの輸入代行業者と手を組むかで成功できるか決まります。代行業者とは長期的な付き合いになることを前提に、価格だけで選ばず目的に合わせて信頼できる業者を選びましょう。
弊社、THE CKB(直行便)に興味を持たれた方は、下記よりご連絡ください。
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