【2022年】中国輸入代行業者はどう選ぶ?強みと弱みがわかるおすすめ代行業者12選
「これから中国輸入ビジネスをはじめたいけど、どの輸入代行業者がいいのかわからない」
「個人や初心者でも対応してもらえる輸入代行業者を知りたい」
中国輸入ビジネスを成功に導くのも、失敗に導くのも輸入代行業者のサービス次第です。当たり前ですが、誰も自分の手がけるビジネスで失敗したくありませんよね。特に物販ビジネスは商品を仕入れるための初期コストも小さくありません。
この記事では、中国輸入代行業者として長年の経験を積んできた弊社が考える「ベストパートナーに選ばれる輸入代行業者の選び方」を解説していきます。
記事の最後には弊社以外の代行業者も紹介していますので、他社を参考にしつつ、自分に合ったところを探してみてください。
目次
中国から商品を仕入れる2通りの方法
中国輸入は文字通り、商品を中国から輸入して日本国内のAmazonなどのモール型ECサイトや自社サイトで販売するビジネスモデルです。
中国から商品を輸入する方法は、主に中国のECサイトから仕入れる方法と、中国現地で買って仕入れる方法の2通りあります。
中国のECサイトを利用して仕入れる方法
規模の小さな個人事業主が中国輸入で商品を仕入れる場合、ほとんどが中国のECサイトを利用しています。中国で代表的なECサイトとして「タオバオ」と「Alibaba(1688)」があります。中国輸入に慣れないうちはこの2つに登録しておけば間違いないでしょう。「タオバオ」と「Alibaba(1688)の違いは以下の記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。
中国輸入で欠かせない「タオバオ」と「アリババ」の違いとは?ショップの見分け方も解決!
中国現地に行って直接商品を仕入れる方法
コロナの影響により、2022年5月時点でいまだに自由に中国と行き来ができませんが、中国現地に行って商品を仕入れる方法があります。中国各地には浙江省にある「イーウー」をはじめ、卸問屋が集まる場所があります。
中国現地に足を運べば、実際に自分の目で確かめてから仕入れる商品を決められます。また、現地に行って中国人のパートナーを見つけられれば、商品の仕入れから発送までを一括して対応してもらえます。ただ、中国人はビジネスに対する考え方も違えば、文化や言語なども違います。
そのため、中国人との間で強固な信頼関係を築くには、それなりの時間を費やす覚悟を持ちましょう。
中国輸入代行サービスとは?
物販ビジネスの中でも初心者が手軽にはじめられるとして人気の高い中国輸入ビジネス。ただ、商品を中国から仕入れるため、言葉の壁だったり輸出入の問題だったりと、決してハードルが低いわけではありません。中国輸入ビジネスは商品原価が低いため、利益率の高いビジネスモデルですが、誰でも100%稼げる保証はありません。
しかし、中国輸入ビジネスも便利な輸入代行業者の登場によって一気にハードルが低くなりました。中国輸入代行サービスとは、その名の通り中国から商品を仕入れるための中間業務を一手に引き受けて代行するサービスを指します。代行業者が請け負う業務の中には、
● 希望する条件に合う商品のリサーチ
● 中国国内のECサイトのセラーとの交渉業務
● 発送する前に商品を検品
● 輸出入にかかわる通関業務の代行
などが挙げられます。
これらの業務を個人で対応するにはそれなりのノウハウが必要ですが、代行業者に依頼することで中国輸入ビジネスの初心者でも簡単にはじめられます。
ただ、中国輸入ビジネスをはじめる人が増えるに従い、輸入代行業者も比例して増加しています。中国輸入代行業者をGoogleで調べれば、20~30社は軽く超えてくるでしょう。この中から目的に合った代行業者を選ぶのは大変です。
そこで今回の記事は、中国輸入代行業者を選ぶメリットを深堀しつつ、目的に一致した代行業者を選べるように各社の特徴を踏まえて紹介していきます。
中国輸入代行業者を利用する利点と特徴
個人で中国のECサイトから商品を仕入れるのは思っている以上に大変です。特に、商品のリサーチや中国ECサイトのセラーとの交渉は、中国国内の特別な事情やビジネスに対する価値観の違いから、個人だけで対応するのはほぼ不可能でしょう。
中国本土に信頼できる協力会社があれば別ですが、個人規模で中国輸入をしている人は、ほとんどのケースで輸入代行業者を間に挟んでいるのが実情です。
中国輸入代行業者を利用するべき理由
中国輸入代行業者もその企業それぞれに強い分野や特徴を持っています。もちろん、これから中国輸入ビジネスをはじめたいと考える人の中には、輸入代行業者に頼らずに個人の力だけで対応しようと考える人もいるでしょう。
しかし、個人だけで対応すると言葉の壁をはじめ、中国ビジネス独特の考えに翻弄されます。そこで、ここでは中国輸入代行業者を利用すべき理由について解説します。
セラーと中国語で直接交渉してもらえる
中国のECサイトから商品を仕入れる場合、セラーとの交渉は中国語になります。交渉ツールにはQQ(チャットツール)やWechat(日本でいうLINE)が使われるので、ツールの自動翻訳機能を使えば中国語が話せなくても対応できます。
ただ、交渉には日本語と同じように中国語のネット用語が頻繁に使われるので、翻訳ツールを使っても双方の意思疎通に齟齬が生まれかねません。文字だけのやり取りだとなおさら意思疎通が難しいのは、あなたが上司、もしくは部下に送信する日本語のメールを見返しても容易に想像できるでしょう。あとあとになって返品・返金トラブルになった際に「言った、言わない」の押し問答になってしまいます。一旦、支払ったお金を取り戻すのも、一回受け取ってしまった商品を返品するのも大変です。同じ言語でもトラブルは発生するのに、違う言語だとなおさらそのリスクが高まります。
中国人同士であれば、言葉の壁がないばかりか、同じ中国人同士であれば相手からの信頼も得られます。それに値下げ交渉などは中国のビジネス習慣をよく理解している中国人同士の方がスムーズに運ぶので、セラーとの交渉業務はすべて任せてしまった方が、後になってトラブルになりません。
中国全土から希望に合った商品をリサーチしてもらえる
中国輸入ビジネスで使われる代表的な仕入れ先は、中国国内でもよく利用されているECサイトの「タオバオ(淘宝)」か「alibaba(1688)」の2つです。
ただ、タオバオだけをリサーチしても同じような商品を取り扱う店舗は数多くあります。その中から「当たり店舗」を見つけるのは至難の業です。
そこで、中国輸入の代行業者を利用することでタオバオやalibaba含め、中国全土の工場から希望に合った商品をリサーチしてもらえます。代行業者の中にはOEM先工場と資本提携を結んでいたり、独自の提携先工場を持っていたりする企業もあります。
商品リサーチでamazonから見つけてきた商品情報を代行業者に提供するだけで、同じ商品を見つけてもらえます。
個人だと面倒な通関業務を代行してもらえる
中国輸入ビジネスに限りませんが、商品を海外から日本に輸入する場合、輸出入の通関処理をはじめさまざまな業務に対応しなければいけません。特に関税の計算や、通関書類は初心者にとっても複雑です。輸出入できる品物の制限も各国独自で決められています。仕入れたい商品が税関検査で引っ掛かり、最悪の場合は通関処理ができずに商品の没収もありえます。
中国輸入の場合、商品数量がそれほど多くなければDHLやFedexを利用した「簡易通関」で処理できますが、パレット単位やコンテナを手配するくらいの数量であれば、「一般通関」で処理しなければいけません。
輸入代行業者を利用すれば、普段から物流をコントロールしているのでトラブルが起きてもスムーズに対応してもらえます。
中国から輸出される前に不良品を検品してもらえる
「おもてなし」の言葉が流行したように、日本の品質やサービスは世界最高水準と言われています。
しかし、世界標準の品質やサービスは違います。海外に旅行に出ればサービスの悪さや購入した商品の品質の悪さに辟易した覚えのある人も多いでしょう。日本の常識は世界に足を踏み出したとたんに非常識になります。中国も例外ではありません。
日本人からすると、中国から仕入れる商品の品質は決していいとは言えません。もちろん品質のいい商品もありますが、仕入れる商品を現地で確認できない以上は不良品も混在していると考えた方がいいでしょう。
中国輸入は文字通り商品を中国から輸入します。日本に輸入した商品を、不良品や修理品という理由で中国に送り返すのは簡単ではありません。不良品の混在をできるだけなくすためには、中国現地で実際に開梱して検査をしなければいけません。
輸入代行業者を利用すれば、中国から輸出される前に商品の品質を検査できます。輸入代行業者が対応するサービスは、商品の検品だけでなく、出荷前の商品撮影であったり、OPP袋を交換したりする業務を提供している代行業者もあります。
検品途中で不良品が見つかれば、輸入代行業者の担当者がそのまま仕入れた店舗に不良品を返却し、良品と交換(もしくは不良品分を返金)したうえで注文した数量を発送します。
OEM・ODM工場を探してもらえる
amazonで販売したい場合、競合他社と差別化を図るための方法として「OEM・ODM商品を企画する方法」を以前、このブログでも紹介しました。
【初心者向け】アパレルOEMとODMの違いは?OEM・ODMのメリットも合わせて解説
中国語を全く話せない日本人が、オリジナル商品を企画するためにOEM・ODMを対応するのはほぼ不可能でしょう。
輸入代行業者は日本語を話せるスタッフが窓口になり、中国のOEM・ODM対応工場と直接交渉します。
例えば、「商品箱の印刷内容は添付ファイルのようにしてほしい」や「カラーバリエーションを増やして自社ブランドタグ付けてほしい」など、細かい要望にも対応できます。
独自の物流システムで配送コストを抑えられる
個人で中国から商品を仕入れる場合、日本にいながら中国国内の物流をコントロールすることは困難です。タオバオやAlibabaの店舗は海外発送に対応していないことも多く、購入者が自分で中国国内の物流を手配しなければいけません。
中国輸入代行業者の中には、大手航空会社と業務提携をするなど、自社独自の物流サービスを提供している会社もあります。自社物流サービスがなくても、大手物流会社から特別料金でサービスを受けられる契約を結んでいます。そのため、個人で仕入れるよりも、輸入代行業者を利用した方が配送コストを抑えられます。
無在庫販売でリスクを抑えられる
無在庫販売とは、顧客からの注文が確定してから商品を仕入れる販売形態を指します。そのため、無在庫販売であれば在庫を抱える必要がなく、「売れた分だけ仕入れることが可能」になります。
輸入代行業者の中には無在庫販売に対応した業者もあり、中国から仕入れた商品をそのまま最終顧客(エンドユーザー)に発送できます。最終顧客あてに直接発送できれば、日本の倉庫を借りる必要もなければ、自宅を経由させる必要もありません。
海外への直送サービスがあれば販路の幅を広げられる
すでに開拓している販路の中に日本以外の国があれば、海外への転送サービスは役に立つでしょう。海外転送サービスを利用すれば、中国から輸入した商品をアメリカや韓国、ヨーロッパなどに直接輸出できます。
中国輸入代行を選ぶ際に気を付けるべき7つのポイントは?
「中国輸入代行業者を選ぶ必要があるのはわかったけど、数ある代行業者をどういった基準で選べばいいかわからない」
そう悩む人に、ここでは輸入代行業者を選ぶ際に気を付けておくべきポイントについて解説します。
ただ、初心者が特に気を付けるポイントとして、できるだけ仕入れコストを下げるために価格を重視してしまいがちですが、輸入業者が決める価格設定の中には含まれているサービスが明確に決められています。
一見、月額固定費用が安く見えてもオプション費用で最終的な支払がどんどん膨れ上がってしまうことがよくありますので注意しましょう。
ポイント①:中国国内の提携拠点(自社子会社)の豊富さ
中国が全世界に見せつけた「ゼロコロナ政策」の結果、上海はいまだにロックダウンを解除できていません。上海のロックダウンの影響により、世界一の貨物取扱量を誇る上海港にも影響が出ており、中国から日本への輸出に影響が出ています。
上海港から荷物を出せないなら、中国各地の港を使って荷物を輸出するしかありません。その際に大事になってくるのが、輸出拠点の選択肢の多さです。例えば、上海港が使えなければ、上海近郊の寧波舟山港から輸出する選択肢を取れます。もしくは山東省の青島港から輸出する方法もあります。
輸入代行業者にもその土地に強い・弱い業者が混在していますので、地政学的リスクも考慮して代行業者を選びましょう。
ポイント②:配送日数を短縮できる輸送サービスが豊富かどうか
Amazon Primeユーザーが利用できる「お急ぎ便」が当たり前になった時代で、配送日数は短ければ短いほど良いに越したことはありません。仕入れた商品の販路先をAmazonマーケットプレイスで考えているなら、なおさらです。
輸入代行業者は独自の輸送ルートをサービスとして提供しているところも多く、通常の海上便(船便)と比べて短い配送日数を実現できています。
そのため、輸入代行業者を選ぶ際は豊富な輸送ルートを選択できる業者を選びましょう。
ポイント③:代行手数料・月額費用・オプション費を含めた料金体系
中国輸入代行業者を選ぶうえで重要な判断材料になる料金体系ですが、輸入代行業者に支払う費用は代行手数料だけではありません。例えば、
● 代行手数料
● ひと月の固定費用
● 写真撮影代や検品代のオプション費用
● 国際配送料
など、それぞれの代行業者によって違います。ただ、料金が安ければいいわけではありません。例えば、毎月の固定費を見て、その価格設定に見合うサービス内容になっているかどうかを判断できる目が大切です。
とはいえ、数ある代行業者を比較するのも時間がかかります。その際は仕入れる商品の数量を目安にしましょう。中国輸入ビジネスをはじめたころは仕入れる数量も頻度も少ないはずです。最初から月額料金で払ってしまうと、代行手数料の方が高くなって採算が合わなくなってしまいます。
そのため、仕入れる数量が少ないうちは月額料金ではなく、仕入れるたびに代行手数料を支払うプランを選びましょう。各代行業者も目安にしている仕入れ額が月50万円を超えてきたら、月額固定プランに切り替えるといいでしょう。
ポイント④:セラーとの交渉・コミュニケーションが円滑かどうか
中国輸入代行業者とは長期的な付き合いが前提になります。窓口となる業者との連絡はもちろん、意図や要望を中国の出店者にしっかりと伝えなければいけません。交渉業務において代行業者を選ぶ際のポイントになるのは、
● 日本語特有のニュアンスや意図をくみ取ってくれるか
● 受け答えのレスポンスが速いかどうか
● 連絡可能な時間に制限がないかどうか
● チャット・電話・メールなど複数の連絡先を記載しているかどうか
● 緊急時用の連絡先を記載しているかどうか
少なくてもここで挙げた条件は確認しておきましょう。品質トラブルが起きたときに仕入れ先とスムーズに連絡できなければ、顧客からの信用を失います。amazonで販売していれば、購入者への返事が遅いとアカウント評価にも悪い影響が出てきます。
そのため、代行業者の担当者と円滑に連絡が取れるような業者を選びましょう。
ポイント⑤:サービスの質と豊富なオプション
サービスの質も料金と一緒で代行業者を選ぶ際の大事なポイントです。ただ、「質」と言っても判断基準が抽象的であれば、誰も判断できません。日本人が考える「質」と中国人が考える「質」にも隔たりがあります。
そのため、代行業者を選ぶときは、サービスの質に対して日本人と同じような感覚を持っている必要があります。特に商品の品質については中国人なら気にしなくても日本人なら不良品にすることが多々あります。また、商品によっては梱包状態の不備によって損傷を受けることがあります。中国国内であれば簡易梱包で問題ありませんが、国際輸送となると使用する梱包材にも気を付けなければいけません。しっかりと国際輸送に耐えられる梱包仕様になっているかどうかも、いい代行業者を選ぶ重要な判断材料の一つです。
代行業者の中には、検品作業や商品ケースの入れ替えなどを有料オプションとして提供しているところもあります。どこまでの作業が標準対応で、どの作業がオプション対応なのか、事前にしっかりと確認しましょう。
ポイント⑥:FBA倉庫への直接納品サービスに対応しているかどうか
FBAとはAmazonマーケットプレイスの出品者向けに提供しているサービスの一つで、商品の入庫から出荷までを出品者に代わってAmazonが代行するサービスです。中国から仕入れる商品を輸入代行業者に全数検査してもらえれば、わざわざ自分でFBA用のラベルを貼ってAmazonの指定倉庫に発送する必要がありません。
仕入れた商品を輸入代行業者に依頼してFBA倉庫に直接発送してもらえれば、配送コストと手間を省けるメリットが生まれます。そのため、代行業者を選ぶ際はAmazonのFBA倉庫への直送サービスに対応しているかどうかも確認しておきましょう。
ポイント⑦:個人や初心者でも利用できるかどうか
代行業者の中には中国輸入ビジネスの中・上級者を対象にしているところもあります。個人や小規模だとどうしても輸入量が減ってしまいます。中国輸入ビジネスの初心者や個人事業主がこのような業者を選んでしまうと、代行手数料が高くついたり、顧客優先度を下げられてレスポンスが遅かったりする業者も見られます。
そのため、初心者でも取り掛かりやすい小ロット生産に対応しているなど、初心者や個人事業主を対象にしたサービスを提供している業者を選びましょう。
中国輸入ビジネス初心者におすすめの輸入代行業者12選
ここからは中国輸入初心者でも安心して利用できるおすすめの輸入代行業者を12社紹介します。
それぞれの代行業者が強みとするポイントや提供しているサービス内容を見極めて、自分の目的に合った業者を選んでいきましょう。
THE直行便
THE直行便(弊社)では、初心者でも中国輸入ビジネスをはじめやすい3つの料金システムを採用しています。その他、BASEショップと紐づけたAPI連携を使った受発注システムで会員の手間を省ける強みに特徴があります。その他のサービスとして、
● 自社開発有在庫(BtoB)システムと無在庫(DtoC)システム
● タオバオ・BASE・AmazonをAPI連携システムで繋ぎ、受注情報・仕入れ依頼・在庫管理を一元管理
● 無在庫販売サービス
● OEM・ODMでオリジナル商品の企画
● 日本品質にもとづいた検品システム
● 自社物流システムによる最速発送
これらの業務を提供しており、オリジナル商品を販売したい人向けに小ロットからのOEM生産にも対応しています。
THE直行便公式サイト(当サイト):https://www.theckb.com/
神戸バンブー代行
神戸バンブー代行は、運賃・検品代・代行手数料だけからなるシンプルな料金体系を採用していますので、これから中国輸入ビジネスをはじめる初心者や、副業をはじめたい人向けの代行業者です。また、その他のサービスとして、
● 不良率0.2%の高精度検品(再検品代無し)
● 2日でスピード発送、最短で5日でお届けサービス
● APIシステムでBASEショップと連携できる
● 北海道・沖縄でも追加料金なし
● ネットショップ開設サポート
● 買いなおし手数料や再検品代など、豊富な無料サービス
これらの業務を提供しており、無料のオプションサービスを豊富に取り揃えています。また、API連携によるBASEショップとの紐づけにより、BASEからの受注を自動的にシステムに取り込めるため、無在庫販売に挑戦したい人にも向いています。
神戸バンブー公式サイト:https://mctcompany.net/
ラクマート
ラクマートは公式サイトを見ればわかりますが、Webシステムからそのまま商品を検索して発注できる仕様になっています。したがって、中国語がわからなくても簡単に発注依頼ができるようになっています。また、料金体系も取引の累計額によって段階的に変わるシステムを取り入れており、小規模の個人事業主から大規模の法人まで対応できるようになっています。また、その他のサービスとして、
● 取引の累計額によって12段階(3~5%)からなる料金体系
● 28,000円からの月額固定の定額プランあり
● ウェブブラウザのChrome拡張機能を使えば、タオバオやアリババのページから直接ラクマートのページで検索できる
● 独自のWebシステム
● OEM・ODM専用サイト
● 独自のポイント制
● 商品ページの翻訳サービス
など、他の輸入代行業者と比較しても独自のサービスが特徴です。OPP袋の入れ替えや、FBAラベルの貼り付けなど、他の業者では無料で対応しているところ、ラクマートでは有料で提供しており、必要なサービスを必要なだけ選べるようになっています。
ラクマート公式サイト:https://www.rakumart.com/
イーウーマート
イーウーマートも月額制を採用していますが、料金が21,670円からと比較的リーズナブルな価格になっています。その他、主なサービスとして
● 月21,670円(税込み)の定額制仕入れ代行業務
● FBA直送サービス
● ロゴ入りなどの簡易OEM対応
● 日本品質の検品サービス
● 最短5日のスピード配送
● オリジナルweb受注システムで会員の手間を大幅に削減
これらの業務に対応しています。オリジナルの受注システムとFBA代行サービスを使えば、手間を削減でき、半自動化による商品の輸入が大きな特徴になっています。
イーウーマート公式サイト:https://world-mart.jp/ym/
イーウーパスポート
イーウーパスポートはその名の通り、中国の巨大仕入れ名所「義烏」に拠点を置いている輸入代行業者です。義烏以外にも「広州」「香港」に拠点があり、中国全土からの仕入れに対応しています。主なサービスとして、
● 月29,800円の完全定額制仕入れ代行業務
● FBA倉庫への直接納品
● 簡易OEMから本格的なODMをサポート
● プロによる写真撮影(オプション)
主な特徴として代行手数料を無料にした完全定額制を採用しているため、小ロットの買い付けだと逆に損をする可能性があります。そのため、中国輸入ビジネスの中・上級者向けサービスと言えます。
イーウーパスポートでは、定額制で商品の買い付けをする代行業務(ゴールド会員)だけではなく、中国輸入ビジネスをはじめたい人に「中国事務所管理サービス(オフィス会員)」を毎月10万円から提供しています。
イーウーパスポート公式サイト:https://yiwupassport.com/
ヲヲフェニックス
ヲヲフェニックスは「代行手数料」と「検品費用」の2種類のみとなっており、シンプルな料金体系を採用しています。
● 代行手数料は商品代金の7%
● 検品手数料が商品代金の7%で定率設定
● 簡易的な商品画像の撮影
● スタッフが全員日本人
● イーウー市場アテンドサービス
などのサービスを提供しており、OPP袋の交換など、他の輸入代行業者が有料オプションとして提供している業務を「定率の検品費用」として設定しています。検品費用の中に含まれているサービスとして、
● OPP袋代
● OPP詰め替え代
● 発送用段ボール代
● プチプチ包装代
● 緩衝材代
● 荷造り梱包代
● セット組み梱包代
● 既存タグ外し代
これらのオプションサービスが含まれています。中国から出荷される前に全数検査をすれば、不良品を取引先に届けるリスクを極力減らせます。顧客への直送依頼が多かったり、FBA倉庫へ直接納品したりする場合に、ありがたいサービスと言えます。
ヲヲフェニックス公式サイト:https://wowophoenix.com/
タオバオ新幹線
タオバオ新幹線は月額500円で利用できるBASEショップとの連携システムを売りにしており、BASEショップ上で売れた商品を、そのまま中国から仕入れてエンドユーザーに届けられます。また、公式サイトではタオバオとアリババに掲載されている商品を検索でき、日本のECサイトのような使い方ができます。料金体系はライトプランで月額19,800円、提供するサービスに応じて50,000円までのプランが用意されています。その他の特徴として、
● 月額19,800円から利用できる料金体系
● 商品代11,000円未満なら定額500円(税抜き)の手数料
● 11,000円以上なら商品代金の5%(税抜き)の代行手数料
● BASEショップとの連携システム(月額500円)
● プレミアムライトプラン以上でOEM対応や受注生産
などのサービスを提供しています。簡易検品は無料となっていますが、写真撮影や輸出用梱包材への詰め替え作業など、有料で提供しています。プレミアムプラン以上であれば、OPP袋の詰め替え、タグの取り外し、紙タグの取り付け、電池の取り外しが無料になります。
タオバオ新幹線公式サイト:https://taobaoshinkansen.com/
誠(Makoto)
「誠」はアパレル製品やアクセサリー製品のOEM・ODM生産対応に強い代行業者です。OEM・ODMに強いこともあって、小ロット生産にも対応しています。また、アパレル製品だけに限らず、日用雑貨やスポーツ用品のOEM実績もあります。「誠」は目的に応じて6つのプランから選ぶことができ、プランに応じて料金が変わるシステムです。
● 月額固定費はなく、プランによって5~10%の代行手数料システム
● OEM・ODM生産対応
● 無在庫販売向け直送サービス「無在庫ヤマト」「無在庫OCS」プラン
● FBA直納サービス
● 国際転送サービス
● システム開発の受託
● コンサルティング業務の提供
● ECサイトの企画・製作
他の代行業者と同じように、「簡易検品」と「同梱手数料」が無料になっていますが、「詳細基礎検品」や「OPP袋の交換」「商品撮影」などは有料オプションになっています。また、請負可能な業務として「システム開発」や「ECサイトの企画・製作」などもあり、他の輸入代行業者には見られないサービスを特徴としています。
中国から商品を仕入れて日本以外の国に発送したいときに利用したい「国際転送サービス」も手がけています。日本以外では、台湾・韓国・アメリカ・カナダ・フィリピンの5か国への発送に対応しています。
誠の公式サイト:https://makoto1688.com/
淘太郎
淘太郎はイーウー市場公式サイト「義烏購(Yiwubuy)」の日本版サイトも運営している日本地区で唯一の公式代理店のため、小規模よりも大規模ロット商品の取扱い時に検討したい輸入代行業者です。そのため、納品方法についてもFBA直送、船便コンテナなど、各種配送方法に対応しています。淘太郎のサービスの特徴として、
● 月額30,000円、または商品代金5%の料金体系
● OEM・ODM対応
● 国際転送サービス
● 無在庫販売による顧客直送サービス
● 現地買い付けアテンドサービス
● 提携している第三者検品会社による高品質な検査体制
となっています。他の代行業者と同じように、簡易検品と再梱包費は無料になっています。写真撮影やOPP袋の交換、FBAラベルの貼り付け、タグ外し(タグ付け)などはすべて有料オプションとして提供されています。国際転送サービスではアメリカ向けの発送業務を提供しています。
淘太郎の公式サイト:https://www.yiwutaro.com/
桜トレード
輸入代行業者の桜トレードは今回の記事で唯一タイ(バンコク)からの輸入に対応しています。商品の幅は中国の方が圧倒的に多いのですが、ジャンルによってはタイから仕入れる方が安くなる商品もあります。
● 中国のみならずタイでの買い付けも可能
● 料金体系はプレミアム会員で月額21,000円~
● FBA直送サービス(日本、アメリカ向け)
● 無在庫発送対応
● サクラカレッジによるオンライン講座で中国輸入をサポート
● 中国(深セン・広州)・タイ(バンコク)のアテンドサービス
● OEM・ODM対応
● 日本・アメリカの商標登録サポート
● コンサルティング・その他サポート業務
● 海外転送サービス
また、FBA直送サービスも日本だけでなく、アメリカ本家のAmazonに対応しています。Amazonの商品ページ作成代行業務や、販売サポートと組み合わせれば中国輸入初心者でもサポートを受けながらはじめられます。Amazonマーケットプレイスに出品する際に差別化要因となる「商標登録」もサポートしているので、その他のコンサルティングサービスと組み合わせれば、初心者でも業務を丸投げできます。
ただ、他の代行業者と同じように簡易梱包は無料ですが、詳細検品をはじめ写真撮影やタグ外し(タグ付け)のオプションサービスはすべて有料扱いです。そのため、トータルコストが見えにくい特徴があります。
桜トレードの公式サイト:https://sakuratrade.jp/
BANRI
BANRIの料金体系は商品代金の7%、もしくは月額固定の2種類から選べます。月額固定も10,450円(税込み)と他の輸入代行業者に比べても良心的です。
● 無料会員の代行手数料は商品代金の7%
● 月額プランはライト会員の10,450円(税込み)~プレミアム会員の42,790円
● FBA直送サービス
● 無在庫販売サービス
● リサーチ代行サービス
● OEM・ODM対応
● 自社物流(BANRI通運)サービス
● 転送代行サービス
BANRIで提供している「リサーチ代行サービス」は中国の仕入れ先だけではなく、日本のAmazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10などのECサイトも対象です。自社物流システムによる低価格の配送料金が特徴になっています。
BANRIの公式サイト:https://banri.biz/
HAM
HAMは代行業者の中でも比較的小規模な業者なので、月額プランは用意されておらず、商品代金の5~8%の料金体系になっています。
● 代行手数料は月額プランがなく、商品代金の5~8%(ただし、初回無料)
● FBA直送サービス
● アパレル加工作業代行サービス
● OEM・ODM対応
● 現地アテンドサービス
● 写真撮影・翻訳・商品リサーチの販売支援サービス
商品リサーチサービスも先述のBANRIと違い、中国現地のECサイトでのリサーチ業務となります。また、見積もり依頼やFBA直送サービスの依頼は既定のフォーマットをダウンロードして使用するため、オンラインツールを使い慣れていない人向きのサービスと言えます。
HAMの公式サイト:https://taobao-ham.com/
まとめ:中国代行業者とは長期的に付き合える関係を築けるように目的に合った業者を選びましょう!
今回は、中国輸入ビジネスをはじめたい物販ビジネス初心者向けに、輸入代行業者を使うメリットと、目的に応じた輸入代行業者の選び方を解説しました。今回の記事で紹介した輸入代行業者12社はどこも個人で使えますが、月額プランしか用意されておらず、仕入れる商品金額によっては逆に損をしてしまうところもあります。
中国輸入ビジネスをはじめたくても、どこの輸入代行業者と手を組むかで成功できるか決まります。代行業者とは長期的な付き合いになることを前提に、価格だけで選ばず目的に合わせて信頼できる業者を選びましょう。