【はじめてのアパレルOEM】小ロット生産の基本知識とメーカーの選び方
「OEMをどのメーカーに頼めばいいのか分からない」
「小ロット生産で本当に利益が出るのか不安がある」
「OEM製品の品質は本当に大丈夫なの?」
このように、アパレルOEMを初めて検討する方には、さまざまな不安が付きものです。
最近では小ロット生産によるOEM製品の開発が注目を浴びていますが、初心者の方にとって分からないことも多いでしょう。
「自社ブランドのアパレル製品をヒットさせたいけど、最初は市場の反応をみたい。」
この記事では、そんな初心者の皆様に向けて、小ロット生産の基本知識から具体的な流れ、注意点、信頼できるメーカーの選び方まで詳しく解説します。
弊社「THE CKB」は、中国に約3万もの提携工場を持ち、豊富な知識と経験からOEM商品開発のサポートを行う輸入代行業者です。
弊社が自信をもって提供するサービスもご紹介しますので、ぜひあなたのビジネスにお役立てください。
目次
「アパレルOEM」と「小ロット生産」の基礎知識
アパレルOEMを検討している方にとって、「小ロット生産」は魅力的な選択肢です。
今はどんなに有名なブランド品でも、最初は無名の状態から小さな一歩を踏み出すことによって始まりました。
最初にアパレルOEMにおける小ロット生産の基本的な知識を解説します。
アパレルOEMとは
アパレルOEM(Original Equipment Manufacturer)とは、自社ブランドのアパレル製品の製造を他社に委託する生産方式です。
商品に関するデザインや仕様を依頼者が決定し、製造過程は専門のメーカーに任せるため、製品開発や販売促進に集中することが可能になります。
そのため、自社で製造設備を持たない企業や個人事業主にとって、コスト削減と生産の効率化を実現してくれる優れた手法として広く利用されています。
アパレルは製造過程が複雑でないため、多くのアパレルブランドがOEM生産を利用しており、初めてブランドを展開する事業者にも適しているビジネススタイルです。
小ロット生産のメリットとデメリット
小ロット生産とは、少量の製品を短期間で製造する生産方法です。
アパレルの小ロット生産には、下記のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・在庫リスクを最小限に抑えられる
大量生産では売れ残りのリスクが高まり、余剰在庫がビジネスの重荷となりますが、小ロット生産ではそのリスクが大幅に軽減されます。
・市場の需要変動に迅速に対応できる
市場の反応を見ながら柔軟に商品展開を行えることは、特にトレンドの変化が激しいアパレル業界において大きなメリットです。
・初期投資を抑えやすく資金繰りが楽になる
大規模な設備投資が不要で、比較的少ない資金で事業を開始できるため、特にスタートアップや中小企業にとって魅力的です。
デメリット
・製造コストが高くなりやすい
少量生産ではスケールメリットが働かず、単価が上昇する傾向があります。
・生産ラインの確保や効率的な運用が難しい
小ロット生産は、工場における生産ラインの切り替えを必要とするため、生産スケジュールの調整や効率的な運用が難しい傾向があり、納期管理に慎重さが求められます。
・小ロット生産に対応できる業者が限られている
小ロット生産はオーダーメイドの要素が増え、工場にとって効率が悪いため、対応できる業者が限られているのが現状です。
アパレル業界における小ロット生産の重要性
アパレル業界における小ロット生産は、急速に変化する市場のニーズに迅速に対応できる方法として非常に重要です。
ファッション業界ではトレンドの変化が非常に速く、消費者の嗜好も短期間で変わるため、大量生産では売れ残りによる在庫リスクや、値下げ処分の必要性が生じます。
一方、小ロット生産を活用することで、トレンドを素早く取り入れた少量の製品を短期間で市場に投入できるため、売れ残りのリスクが最小限に抑えられます。
また、小ロット生産は、新商品のテストマーケティングにも適したスタイルです。
消費者の反応を見ながら、製品の改良や追加生産を柔軟に行うことができるため、市場の需要に即した商品展開が可能になります。
この柔軟性は、新興ブランドやスタートアップ企業にとって特に有利であり、限られたリソースで最大の効果を発揮できるでしょう。
そのうえ、小ロット生産は個別の顧客ニーズに対応しやすく、カスタマイズや限定品の製造にも適しています。
これらによって、顧客満足度を高め、ブランドのファン層を拡大することも可能です。
このように、アパレル業界において小ロット生産は、リスク管理と市場対応力を兼ね備えた戦略として、ますますその重要性が増しています。
アパレルOEMで小ロット生産を行う具体的な流れ
アパレルOEM小ロット生産の具体的な流れを理解することは、初めて取り組む方にとって欠かせません。
ここでは、商品企画からサンプル制作、量産までの各ステップを詳しく解説します。
デザイン作成から仕様決定までのステップ
アパレルOEMで小ロット生産を行う際の具体的なステップは、まずデザイン作成から始まります。
最初に、商品のコンセプトやターゲット市場を明確にし、デザインの方向性を決定します。
例えば、「エコフレンドリーなカジュアルウェアブランド」を製品化する場合は、下記のような企画が考えられるでしょう。
商品コンセプトの例
・ブランド理念
環境に優しい素材を使用した、持続可能なファッションアイテムを提供する
・製品特徴
オーガニックコットンやリサイクル素材を使用し、シンプルで長く愛用できるデザイン
ターゲット市場の例
・年齢層:20代から30代の若者
・性別:男女両方(ユニセックス)
・ライフスタイル:環境問題に関心があり、サステナブルな生活を志向する都市生活者
・購買行動:オンラインショッピングを好み、SNSでのトレンドに敏感
このように商品コンセプトとターゲット市場を明確化したあと、商品化に向けてデザインの方向性を決めましょう。
デザインに関する方向性の例
・スタイル
シンプルでカジュアルなデザイン。ベーシックなアイテムにトレンドの要素を取り入れる
・カラー
自然を感じさせるアースカラー(ベージュ、オリーブグリーン、ブラウンなど)を基調に、一部アクセントカラーを加える
・素材
オーガニックコットン、リサイクルポリエステル、天然染料を使用
・アイテム
Tシャツ、パーカー、ジーンズ、トートバッグなど日常的に使えるアイテム
デザインの方向性が決定したあとは、デザイナーと協力してスケッチなどにより詳細な仕様書を作成します。
この段階で素材の選定やパターン作成も完了させて、仕様書にもとづく製品化を決定します。
初心者がこのような綿密な仕様書の作成が難しい場合は、競合の売れ筋モデルを参考情報として検討するのがいいでしょう。
弊社のOEMサービスでは、この段階からご相談を受けることが可能ですので、ぜひご利用を検討ください。
OEM先メーカー工場の決定から商品化までの3つのポイント
OEM先を決定し発注を行うまでのプロセスには、重要なポイントが下記の通り3つありますので確認ください。
ポイント1:OEM先のメーカー工場の選定
過去の実績や評判をリサーチし、品質と信頼性の高いメーカーの工場を選びます。
複数のメーカーから見積もりを取り、コスト、納期、対応力などを比較検討します。
可能であれば工場見学を行い、製造現場の確認も行いましょう。
ポイント2:仕様書の作成
OEM工場が決定した後は、商品化に向けた詳細な仕様書を作成します。
前項で決めた製品仕様にもとづき、デザイン、素材、サイズ、数量、納期などの詳細を明確にしてOEM工場へ提供します。
仕様書が不明確だと製品にズレが生じる可能性があるため、詳細かつ具体的に記載したうえで、量産の前に必ずサンプル作成による試作品の確認を行いましょう。
ポイント3:コミュニケーションの確立
OEM工場との円滑なコミュニケーションの確立も重要です。
仕様書に基づいて詳細な打ち合わせを行い、お互いに疑問点や不明点があれば解消します。
そして、定期的な進捗確認やフィードバックを通じて製造プロセスを共有することで、スムーズなOEM化につながるでしょう。
サンプル作成と量産のプロセス
サンプル作成と量産のプロセスは、アパレルOEMの成功に欠かせない重要なステップです。
まず、サンプル作成の段階では、詳細なデザイン仕様書をもとに試作品を製造します。
依頼者は、選定した素材や色、パターンをOEM工場に提供し、製品のプロトタイプを作成してもらいます。
この試作品は、デザインや機能性、着用感を確認するためのものです。
サンプルが完成したら、デザインがイメージ通りであるか、素材の質感や色合いが適切であるか、製品の縫製がしっかりしているかを確認します。
試作品を試着し、フィット感や快適さの評価も忘れてはいけません。
不具合や改善点が見つかった場合、詳細なフィードバックを提供して修正を依頼します。
場合によっては、再度サンプルを作成してもらう必要もあるでしょう。
サンプルが要求を満たした段階で、量産のプロセスに移行します。
量産の準備段階で生産スケジュールや納期を、生産開始後は定期的に進捗状況を確認し、場合によっては問題点を協議することも必要です。
製品が完成したら、納品前に品質検査を依頼します。
納品後は、製品を確認し必要に応じて追加の検品を行います。改善点があれば次回の生産に向けて共有しましょう。
このプロセスを通じて、高品質な製品を効率的に市場に投入することができます
アパレルOEM小ロット生産の注意点
アパレルOEMで小ロット生産を行う際には、いくつか特有の注意点があります。
これらを理解し適切に対応することで、品質を維持しながら効率的に生産を進めることが可能です。
ここでは、デザインの基本、素材の選定、サイズ管理など、小ロット生産に欠かせない具体的な注意点を詳しく解説します。
デザインの基本と注意点
アパレルOEMの小ロット生産では、デザインの基本をしっかりと押さえなければなりません。
「ターゲット市場の理解」は、製品の売れ行きを大きく左右するため最優先事項です。
既に具体例で説明した通り、誰に向けた商品なのか、年齢層やライフスタイル、ファッションの好みなどを明確にします。
そして、これに基づき、デザインの方向性を決定します。
次に重要なのが、「シンプルで実現可能なデザインを心掛ける」ことです。
過度に複雑なデザインは、製造過程でのコスト増加や品質低下の原因となりやすいため、シンプルでありながらも、ターゲット層に魅力的に映るデザインを目指しましょう。
また、「素材選定」も重要な要素です。
デザインに合った素材を選び、実際の使用感や耐久性を考慮します。
素材の特性を理解し、場合によってはそれに応じたデザイン変更を検討する必要もあるでしょう。
小ロット生産のメリットを生かすために、「市場のトレンドを常に把握する」ことも大切です。
流行の変化に敏感であり続け、最新のデザインをタイムリーに取り入れることで、顧客のニーズに応える製品を提供できます。
これらを踏まえてデザインを進めることで、アパレルOEMの小ロット生産においても、高品質で魅力的な製品を生み出すことにつながります。
生地と素材は一般的なものを使用する
アパレルOEMで小ロット生産を行う際には、下記の理由により、一般的な生地と素材を選定することが推奨されます。
・供給の安定性
一般的な素材は多くのサプライヤーが取り扱っているため、安定して供給を受けることができます。
特殊な素材を選択した場合、供給が不安定になることがあり、生産スケジュールに悪影響を及ぼす可能性があるため、避けた方が無難です。
・品質の安定性
一般的な素材は多くの製品に使用されており、その品質が安定しています。
これにより、製品の品質管理がしやすくなり、顧客に対して一貫した品質の製品を提供することが可能です。
・生産の効率化
一般的な素材は、多くのメーカーで取り扱いに慣れているため、生産工程がスムーズに進行します。
特殊な素材を使用する場合、特別な加工や技術が必要となり、生産効率が低下するリスクがあるかもしれません。
サイズは複数パターンを生産しない
アパレルOEMで小ロット生産を行う際には、下記の理由より最初は複数のサイズを生産しない方が賢明です。
・生産コストの抑制
複数サイズを生産すると、サイズごとに異なるパターンや素材のカットが必要となり、その結果、製造コストが増加します。
特に小ロット生産では、単位あたりのコストが高くなりやすいため、コストを抑えるためにはサイズを限定することが効果的です。
・在庫管理の簡素化
複数サイズを生産すると、サイズごとに在庫を管理しなければなりません。
在庫管理が複雑になると、在庫過多や在庫不足のリスクが高まり、在庫コストが増加する可能性があります。
シンプルな在庫管理を維持するためにも、サイズを限定することが重要です。
・製造プロセスの効率化
サイズごとに製造プロセスが異なるため、効率的な生産が難しくなります。
単一サイズに絞ることで製造ラインの設定が簡単になり、効率的に大量生産することができるでしょう。
・マーケットテストの役割を果たす
新商品の初回生産では、最も需要が高いと予測されるサイズに絞ることで、マーケットの反応を見ながら、次回の生産計画を立てやすくなります。
需要の高いサイズが明確になれば、その後、他のサイズの追加生産を検討することができます。
アパレルOEMメーカーの選び方
アパレルOEM販売での成功には、品質の高い製品を安定して供給する必要があるため、信頼できるメーカーの選定が非常に重要です。
ここでは、日本国内と中国のメーカー比較、信頼できるメーカーの見つけ方などを通じて、その選定方法を詳しく解説します。
日本国内と中国のメーカー比較
アパレルOEMメーカーを選ぶ際、日本国内のメーカーか中国メーカーにするかの選択肢があります。
検討においては、下記のようにそれぞれ異なるメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
国内メーカー | ・高い品質管理と信頼性・納期の遵守や細かな要望への対応も柔軟 | ・コストが高くなりがちで、大量生産には向いていない場合がある |
中国メーカー | ・コストパフォーマンスに優れている・世界のアパレル製造の中心としての実績と経験が豊富 | ・品質管理の基準が日本ほど厳しくない場合がある・言語や商習慣の違いがある |
以上の比較から、どちらのメーカーを選ぶかは、製品の特性や予算、品質要求、納期などの条件に応じて慎重に選ぶことが重要です。
いずれの場合でも、信頼できるパートナーを選び、適切なコミュニケーションを図ることで、アパレルOEM販売を軌道に乗せることができるでしょう。
信頼できるメーカーの見つけ方
信頼できるアパレルOEMメーカーを見つけるためには、いくつかの重要なステップとポイントがあります。
ここでは、その方法を5つのステップによって段階的に説明します。
Step1:リサーチ
インターネットや業界の展示会、専門のビジネスネットワークを活用して、候補となるメーカーをリストアップします。
そして、各メーカーの実績と評判を確認し、過去のクライアントのレビューや製品サンプルをチェックし、品質や信頼性について評価します。
Step2:工場見学
依頼先候補としてOEMメーカーを2~3社に絞り、可能であれば工場見学を行うことが推奨されます。
実際に工場を訪問し、生産設備や作業環境、品質管理の体制を確認することで、メーカーの実力と信頼性を直接確認できるので安心です。
Step3:コミュニケーション能力の確認
メーカーとの初期のやり取りで、レスポンスの速さや対応の丁寧さを評価します。
スムーズなコミュニケーションが取れるかどうかは、後々のトラブルを防ぐためにも重要です。
Step4:試作品の依頼
少量のサンプル注文を行い、納期の遵守や品質、仕上がりを確認します。
試作品が満足のいくものであれば、量産に向けての信頼性も高いと判断できます。
Step5:契約条件の明確化
最終的にメーカーを決めたあとは、納期や品質保証、価格、支払い条件などを細かく取り決め、双方が納得した上で契約を結ぶことが重要です。
これらのステップを踏むことで、信頼できるアパレルOEMメーカーを見つけ、長期的なパートナーシップを築くことができるでしょう。
規模が小さく工程管理が整っているサプライヤーを選ぶ
アパレルOEMで小ロット生産を行う際には、規模が小さく製造工程の管理が整っているサプライヤーを選ぶことが重要です。
ここでは、その根底にある4つの理由をみていきましょう。
理由1:柔軟な対応が可能
小規模なサプライヤーは、クライアントのニーズに柔軟に対応できる点が挙げられます。
大手メーカーに比べて、カスタマイズや特注品の対応がしやすく、細かな要求にも応じてくれることが多いでしょう。
理由2:納期や品質が安定している
製造工程の管理がしっかりしたサプライヤーであれば、決められた作業手順により品質管理がしっかりしているため、安定した品質の製品を提供することができます。
小規模でも秩序正しく運営されているため、効率的な生産による納期の遵守やコスト管理に優れていることも期待できるでしょう。
理由3:円滑なコミュニケーション
小規模なサプライヤーは、専任の担当者がつくことが多く、コミュニケーションが取りやすい点も大きなメリットです。
理由4:優れたコストパフォーマンス
コスト面でも、小規模なサプライヤーは大手に比べて、競争力のある価格を提示することが多く、予算内での生産を実現しやすい特徴があります。
小ロット生産においては、適切なコスト管理が重要なため、コストパフォーマンスの良いサプライヤーを選ぶことが重要です。
これらの理由から、規模が小さく、製造体系が整っているサプライヤーを選ぶことで、小ロット生産の効率と品質を確保しやすくなると言えるでしょう。
信頼できるパートナーと協力することで、スムーズな生産プロセスと高品質な製品を実現できます。
アパレルOEM(ODM)ならお任せ!
中国はアパレル生産の中心地であり、OEM工場の数も世界一多く、弊社「THE CKB」が提携する優良サプライヤーも3万社を超えています。
ここでは、弊社の得意とするアパレルOEM(ODM)を紹介しますので、これから取り組まれる方は、ぜひ参考のうえご利用を検討ください。
初めての人でも安心のサポート
アパレルOEMを初めて利用する方にとって、信頼できるサポート体制は非常に重要です。
THE CKBは、初めての方でもアパレルの簡易OEMから完全オリジナル商品の開発まで、安心して利用できる優れたサービスを提供しています。
初期段階では、経験豊富な専門スタッフがあなたのビジョンを丁寧にヒアリングし、最適な製品仕様やデザインの提案を行います。
そして、デザインのアイデアが具体化するまで、現地スタッフと細部まで調整して進める事ができるサービスを提供しています。
弊社のサービスでは主に下記の3つのパターンをご用意しており、ロットや納期、価格など、お客様の条件に合ったメーカーをご提案致します。
①既製品の簡易変更(デザイン、ロゴ入れ、パッケージ変更などの加工)
②既製品の機能・素材などを追加・変更し自社製品を生産
③完全オリジナル製品の生産
また、透明な価格設定も、THE CKBが多くの方に選ばれている特徴のひとつです。
隠れた費用が発生しないように、全ての費用が明確に提示されるため、安心して契約を進めることができます。
THE CKBのこれらの優れたサービスを活用することで、アパレルOEMを初めて利用する方でも、スムーズにプロジェクトを進めることができるでしょう。
短納期&小ロット量産対応、販売する側の在庫リスク少ない
アパレルOEMを検討する際、短納期での対応や小ロット量産が可能なメーカーは非常に貴重です。
THE CKBのOEMサービスにおいて取引実績No.1の商材がアパレルであり、数多くの工場と業務提携しています。
優良提携工場においては、最新の生産設備と熟練したスタッフが揃っているため、短期間で高品質な製品を完成させることが可能です。
これにより、トレンドの変化が激しいアパレル市場でも、タイムリーに商品を展開できます。
さらに、小ロット量産対応にも強みを持っており、大量在庫を抱えるリスクを軽減し、在庫管理をシンプルにすることが可能です。
このように、THE CKBでは少量生産にも柔軟に対応し、製品のテストマーケティングや限定品の生産など、多様なニーズに応えられる体制を整えています。
日本基準の検品で品質を安心管理
出典:THE CKB・ホームページ・THE CKBの検品サービス
アパレルOEMを利用する際、品質管理は成功の鍵を握る重要な要素です。
THE CKBは、日本基準の厳格な検品体制を導入しており、これにより高品質な製品を安定して供給することが可能です。
弊社の検品作業は、簡易検品と詳細検品の2通りがあり、下記の通り実施されます。
検品方法 | 費用 | 内容 |
簡易検品 | 無料 | 商品のデザイン・カラー・サイズが注文と一致しているかの確認。不良品の場合は、補修サービスあるいは交換・返金にて対応。 |
詳細検品 | 有料 | 弊社の厳格な検品基準に基づく、商品状態のオプション検査。不良品の場合は、補修サービスあるいは交換・返金にて対応。 |
補修サービスとは、検品により不良品となったアパレル商品について、縫製や汚れ落としなどを施しA品格上げ作業を行うことを指します。
補修を施してもA品格に至らなかった場合は、交換・返金等へ対応する流れとなりますが、お客様はご自身の意向をスタッフへ伝えるだけです。
仕入先との交渉などはすべて弊社が行いますので、お客様の負担は何もありません。
また、アパレル商品においては、品質表示や洗濯表示タグを付けることが、家庭用品品質表示法にて義務付けられているので、検品後に対応いたします。
詳細につきましては、下記記事を参照ください。
参照:中国輸入のアパレル商材における品質・洗濯表示タグの取扱いルールと対策
自社物流で安定配送、他社よりもスピーディに納品可能
THE CKBの国際輸送サービスは、自社物流システムを利用して、業界最安値レベルで安定したスピーディな配送を提供しています。
商品種類や物流量に即し、日本の輸入規制を配慮した最適な輸送方法をご提案します。
OEM化のサポートだけでなく、手間のかかる税関での通関作業も、すべて弊社にて代行可能です。
1点からの小口発注、配送にもリーズナブルに対応しており、配送からお届けまで最短3日程度のリードタイムにより、圧倒的な便利さを体験していただけるでしょう。
アパレル商品の販売には、需要に対応できるスピード感が大切ですので、ぜひ弊社の配送サービスのご利用を検討ください。
気軽に始めるアパレルOEM
THE CKBのサービスを利用すれば、初めてのアパレルOEMでも、経験豊富なスタッフによるサポートと柔軟な対応により、気軽に始めることができます。
本章では、弊社サービスの具体的な依頼方法やコミュニケーション手段、見積確認と発注のプロセスについて詳しく解説します。
依頼内容を正確にご入力
弊社、THE CKBでは、上表の通り副資材を利用した簡易OEMは、スタンダードプランから、商品のOEM/ODM化はビジネスプランから対応可能です。
アパレルOEMの最小ロットは「1つから」となっており、会員様のどのような販売スタイルにも対応しています。
コミュニケーションツールとしては、下図のようにプランに合わせて「LINE公式」「システムチャット」「チャットワーク」の中からご利用できます。
ZOOMやLINEを使った効率的なやり取り
ご依頼を頂いたあとはZOOMやLINEを利用し、弊社の専門スタッフがお客様のご依頼内容を実現するためのやり取りがスタートします。
中国OEM工場との交渉を行う段階になっても、日本語が堪能なスタッフがサポートするため、お客様は最後まで日本語でOEM商品の作成に取り組むことが可能です。
アパレル商品では、かつてバーバリーと業務提携していたアパレル企業「三陽商会」と契約を結び、10名のデザイナーが在籍しています。
そのため、初めてアパレルOEMに取り組む方でも、日本の最近のトレンドに合わせた商品をデザインすることができます。
見積確認とサンプル発注・量産発注
デザインが決まったあとは、上図のように仕様書にもとづく見積依頼から、サンプル生産へと進みます。
そして、サンプル品に問題なければ、本生産が開始されます。
この段階で注意すべきは、日本と中国の商習慣の違いから、サンプルと本生産品で価格が異なる場合があることです。
本生産において検品料や別途手数料が発生することが理由に挙げられますが、弊社スタッフであれば事前に確認するため、そのような心配は必要ありません。
また、本生産において傷モノや加工不良、異物混入など、不良品が発生することも珍しくありませんが、弊社は前述の通り日本基準の検品と補修により対応しています。
したがって、お客様は本生産までこぎつけたあとは、高品質が約束されたOEM商品の納品を待つだけで大丈夫です。
まとめ
アパレルOEMで小ロット生産を成功させるためには、信頼できるパートナーの存在が不可欠です。
THE CKBは、初めての方でも安心して利用できるサポート体制、高品質な製品を保証する日本基準の検品、迅速かつ安定した自社物流による納品など、優れたサービスを提供しています。
これらの特徴により、コスト管理、在庫リスクの低減、納期の遵守が実現し、市場での競争力を高めることができます。
さらに、専任の担当者が丁寧に対応し、プロジェクトの全過程をサポートするため、安心して事業を進めることが可能です。
アパレルOEMを検討している方は、ぜひTHE CKBのサービスを利用して自社ブランド品づくりへの第一歩を踏み出してください。
あなたのブランドを共に成長させるための強力なパートナーとして、惜しみないサポートを提供しますので、ぜひ下記よりご相談ください。